小さな訪問者など不思議な話 や都市伝説・意味がわかると怖い話のサイト

小さな訪問者

公開日: : 不思議な話 |43 view

午後10時ぐらいだったと思うが、風呂に入っていたらピンポンが鳴った。
「ったく誰だよ。風呂入ってますよ僕は…」と思いながらも、玄関に出る為にあわててパンツやらを履いているとやたらピンポンピンポン連打している。
苛々しながら服を来て玄関を開けると、子供が立っていた。
俺「どしたの僕?どこの子?」
子供「ねぇ入っていーい?」
俺「なに言ってんだよ。だいたい今10時過ぎてんだよ?どこの子よ?」
気持ち悪い子だと思ったが、風呂を邪魔された怒りのほうが強く、どこの子か突止めようと思った。
子供「えー。だってお母さん来てるんでしょ?」
俺「お兄ちゃん一人で住んでるし、誰も居ないから。違う家と間違ってないか?つーかお母さんは誰の家に行くって言ってたんだ?お兄さん連れてってやるよ」
このガキの親に一言かましてやりたかったからね。
子供「お兄さん○○さんじゃないの?」
俺「そうだよ?お母さんが俺ん家に行くって言ったのか?僕 名字は?」
子供「○○だよ」
俺「○○さんなんて知らねーよ?からかってんの?マジ怒るよ?」
黙る子供。怒るよと言ったが、文面のとおり最初からムカついてた。

夜に知らないガキが来る気持ち悪さ、しかも俺の名字は知ってるわで恐怖感なんだが、それよか怒りのほうがグングン沸き上がっていた。
俺は靴を履き、玄関から出て子供に「まず君ん家に帰ろうや。俺送るから。親に言いたい事もあるし。で、どっち?」

素直にあっちと指差す子供。俺は道を聞く以外の声は発せず、黙々と歩いた。
かなり歩き、子供の指示した家に着いた。

言葉が出なかった。
その家は廃屋で、昔友達と肝試しに来た家だった。勿論 人が住めるような状態じゃない。

ハッと横を向くと、そう。子供は居ない。
恐怖で全速力で走り逃げ、携帯を持って来ていた俺は走りながら肝試しした友達の一人に電話をし、すぐ皆を俺の家に来るようにと伝えた。
一時間もしないうちに、3人全員集まってくれた。
俺が事情を話すと、そのうちの一人も昨日子供が来たが、ドアを閉め追い返したという。
皆 驚愕したが、これは何かあると話し合いの結果、次の日の明るいうちにその家に皆で行こうという事になった。
中には嫌だと言う奴も居たが、4人のうち2人の所に来たんだからいずれ来ると説得した…まぁ人数少ないと怖いからね

そして当日の昼過ぎ、誰一人欠ける事なく集まり、裏の壊れた勝手口から入った。
昨日の出来事もあった為、昼間でもガタガタ足が震えるくらい怖い。

奥へと進み、皆同時に あ!と声が出た。

居間の壁にマジックで俺ともう一人の名前。勿論俺達が書いたもの。

子供が来た原因はこれだろうと思った俺達は、壁の文字を消すシンナーと供養の為の花を買いに一度街に出、またそこに戻り文字を消し花を居間の真ん中に置いた。
そして声を出して謝罪してその家を後にした。
不思議なのは、その家はそんなに古くなく、人が死んだという話もない。
子供の服装からしても、最近の子供が着ているような感じの服だった。

その日 まだ恐怖感と疑問で4人で夜中まで過ごし、そのことを話していた。

結局、あそこまでしたんだからもう何もないだろうと言う事になり、皆解散という時

「もう来ちゃ駄目よ…」と女の声。

4人同時に聞いた。
多分耳元で。恐らく母親だろうね。

でも、その日から一応何もありません。
友達一人がその後失踪した以外は。

小さな訪問者の情報や不思議な話の不思議な話のまとめや実話、ランキングや短編長編など「怖い話・心霊話・都市伝説投稿サイト

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 心霊・怪談へ にほんブログ村 2ちゃんねるブログ 2ちゃんねる(オカルト・怖い話)へ

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

関連記事

呪われた不動産(投稿作品)

Aホームという不動産屋さんが1000万近い借金に困り 精神病を病んでいた友達にわざと家を売ろうとし

記事を読む

市松人形

押し入れに一体の市松人形が眠っていた。 厳重に包まれて桐の箱に大事そうに入っていおりその為あっ

記事を読む

ばれないように

霊感なんてまるでなくて昔に一度亡くなった祖父を見ただけなんだけど、去年の冬死んだ犬が出てきてくれた。

記事を読む

ある大学病院に入院していた時の話(投稿作品)

これは、ある大学病院に入院していた時の話です。 私は無菌室という個室に居ました。医師と看護師、

記事を読む

葬式のCM

友人の体験したことなんですが、6年くらい前、 24時くらいにふとテレビをつけたら、テレビ番組ではな

記事を読む

関連性はある?(投稿作品)

12、3年前の話です。 当時関西の市営団地に子供と住んでいました。 初夏の金曜日だか土曜日

記事を読む

お経に聞き入る猫

昨年お盆にお墓参りに行ったときのこと、近くのお墓(もちろん知らない お家のお墓)に住職さんと初老の夫

記事を読む

猫の親子

友人に教えられて覗いて見たら、動物の話があったので書きこんでみます。 俺が生涯体験した最も怖い出

記事を読む

お盆

去年の今頃の話。 朝起きたら頭痛と悪寒がひどい。 体もなんかふわふわした感じがして、なんかま

記事を読む

無人の世界

この話を友達にしたら、米国の有名人の体験談を思い出したと言われました。 賑わっているはずの空港に

記事を読む

牛の首

最近、アメリカの一青年が、奇怪なメールを受け取りました。 そのメール

牛の首と名乗る魔物

昔、寂れた山村に父娘が住んでいた。 父が再婚し、義母と義妹も一緒に暮

夜中に犬を散歩させていた

夜中に犬を散歩させていたら、 お婆さんが知り合いの家を探していたので

開けて開けて

これはオレが浪人してた年の夏 家族は二泊三日の旅行に行ってて、

知らない電話番号

知らない電話番号から着信があり、折り返し接続すると高額な課金回線に接続

→もっと見る

  • 皆様の怖い話の投稿お待ちしております。

  • 人気ブログランキングへ
  • 20代後半結婚適齢期の家事手伝い。最近の趣味は廃墟めぐり。
    皆様の怖い話の投稿お待ちしております。

    相互リンク・RSS大募集中です
    こちらのフォームまでお気軽にご連絡ください
    ご連絡いただかなくとも、こちらでアクセスランキングを見て定期的にアクセスがあることを確認しましたらリンク・RSS登録致します。

    当サイトのご利用は、自己責任でお願いします。当サイト及び外部リンク先のサイトを利用したことにより発生した、いかなる損失・損害についても当サイトは一切の責任と義務を負いません。

  • ブログパーツ

PAGE TOP ↑