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長年続く怪奇現象

公開日: : 怖い話 |102 view

広島にある実家に、ずっと昔から変な女の人がどこからともなく出る。

最初に変な女を目撃したのは兄で、15年も前になるんだが、(当時5歳)一階の縁側の隣にある小部屋で母と姉と兄と俺の4人で寝てたんだよ。

明け方4時頃かな?太陽があがりかけの頃、「音せん?」つって兄が姉を突然起こして、「縁側の外で歩いてる音がする」って言ったらしい。

俺は話を聞いただけだから詳しい事は知らないんだけど、兄はそのとき縁側の外(ガラス戸を挟んで)でなにやら後ろ向きで佇んでる女の人を見たらしい。
暗くてよく見えなかったけど、青いスカート履いて首が不自然に傾いてたらしい。
姉はそんなもん見えなかったって言い張って、母も早くから起こすなって兄を叱ったんだけど、5歳がつく嘘にしてはあまりにもハッキリと説明するから、母は不気味がったらしい。

不審者かもしれないから次の日に父と祖父とで家に隣接してる巨大な納屋を探索したらしい。
もちろん誰もいなかった。

それから1年して父の仕事の都合で新潟に引越した。
半年経ったある日、一階で俺は兄とスーファミで遊んでいたんだけど、ゲラゲラ笑いながらスーパーマリオやってた兄が突然黙り込んだから、「どうしたの?」って聞いたら、返事がなく、顔を見たら、真っ青で目が半開きになってるのよ。

そしたらきゅうに畳の上に大量の(さっき飲んだ)三ツ矢サイダーを吐き散らしたんだよ。
いきなりの事で俺はア然としていたら、ゲホゲホ咽る音に気づいた父が、あわてて駆けつけて背中さすってやって事なきをえた。
病院行ったけど、異常はなくて、『何だったんだろうね』と兄に聞いたら、広島で見た首が変な女の人が窓の外に立ってたらしい。

俺はビビったのやら、興奮したのやらよく分からん気持ちで兄と一緒に父と母に女のことを言ったんだが、なぜかメチャメチャ怒られて、俺と兄は殴られた。

それから5ヶ月くらいして神奈川に引っ越した。

引越しした理由を聞いても父と母は答えてくれないし、なぜか俺たちを怒る。

神奈川に住みだして2年くらい立って、兄は12歳、俺は7歳になったある日、兄の友人が3人家に遊びに来て、俺もゲームをやってた。
気がつくと外はあっという間に真っ暗な7時前。
母がPTAの友達と買い物から帰ってきて、すぐ友達に家に帰るように叱ってから、兄と俺と母で友達を玄関まで見送ったその時、兄が悲鳴をあげて玄関から後退りした。

異常な行動を母と友達と俺はポカーンとして兄を見ていたんだけど、兄は表情が固まってなにやら気分が悪そうだった。
しばらくその場で固まったと思ったら、そのまま台所に走って行ってしまった。
母と俺と友達は空気が読めず、「トイレでも行ったのかな?」とか喋りながら友達を送った。

母が「なにがあったん?」つって兄に聞いてみると、玄関の右側の壁にある下駄箱の下の影から白い足がのぞいてたらしい。
母は黙って兄の話を聞いていたが、母も気分が悪そうに、深刻な表情をしていた。

それから1年ぐらいして、実家の祖父が死んだのをきっかけに再び広島に引っ越すことをなった。

祖父は人望が熱かったので、大勢の人が葬式に来てくれた上に、お坊さんが3人も出動するという豪華な葬式だった。

後日…葬式のとき撮った写真が現像されて送られてきた。
俺「さ~て心霊写真でも探そうかなぁ」とか不謹慎なこと言いながら写真を見ていたから母と父に物凄く怒られた。
後からあらためて見てみると、3枚くらい変なものが映ってる写真があった。
一枚目は皆で集合して縁側を後ろに撮った写真なんだが、縁側のガラス戸についてるカーテンに、何か黒い髪のようなものが絡みついている写真だった。
2枚目は俺がふざけて、兄と廊下を後ろにを撮影した物なんだが、下が不自然に暗く、顔のようなものが半分だけ壁からのぞいてる。
心なしか白目をむいているように見える。
3枚目はガラス戸を挟んで外を撮影した写真なんだけど、ガラス戸に手の跡がハッキリ映ってる。
指紋とかじゃなく、ちょっと透明な手がベッタリと張り付いてる。
当時俺はガキだったんで、あんま写真の意味が分からなかった。
とりあえず親に教えてみたけど、気のせいとか言って写真を寺に持って行ってしまった。

それから5年経った。

実家を改装して二階が広くなり、部屋が5つできた。
兄の部屋は西日しか当たらない位置にあるので、日中は結構暗い部屋だった。

ある日、俺が二階に上がろうとしたとき、誰もいないハズの兄の部屋からギシギシときしむ音がする。

たんだろうと覗いてみると…

カーテンの隙間から女が覗いていた。
不自然なほど顔が暗くて、半開きしている口元しか見えない。

俺は「ヒェェェッ!」とか漫画みたいなセリフ叫びながら階段を転げ落ちて、一階のリビングにいる父に今見たものを話した。
父は「ハァ?」を連発しながら俺の話を聞いたが、すぐに2階に走って行った。
父が10秒くらいで降りてきた。
なにもいなかったらしい。

その晩外出から帰ってきた兄に話すと、真っ青になって「マジ?」とか「コエー」とか言いながら、1階の縁側の小部屋に布団を準備し始めた。

俺は祖母に、このあたりで昔事故とか起こらなかったかどうか聞いてみると、昔、実家の裏にある道路でタクシー運転手の死亡事故があったらしい。
ブレーキ跡がなかったので、警察は自殺だろうと言い、運転手を運んだ。
祖母はその騒ぎに近所の友達と一緒に行ったらしいが、担架にで運ばれている運転手の顔が妙に強張っていたそうな。
昔からこの辺りは見通しが良い割には事故が多い。
俺も2,3回事故を見た。(見たというより音を聞いた。車が引っくり返ってホイールが空回りする音とか)

4年くらい経って、兄は山口の大学に通うために引っ越していった。
母と部屋をわけて使っていた俺は、兄の部屋を引き継がせてもらうことになった。
ある日…なかなか寝付けずにいた。
すると突然明らかに部屋の中で女の狂ったような笑い声が響き、凄まじい速さで鳥肌が立った。

「イヒヒヒヒヒヒヒヒ」みたいな古臭い笑い方だったのが気味が悪い。
あわてて母とか姉とか起こして、今起こったことを説明した。
3人で部屋を調べたが、特に変わった所が無い。
恥ずかしいけど、その日は母の部屋で寝ることにした。

それから半年…

姉は友達を二人を家に泊まりにこさせて、その夜は3人でカメラとかで部屋を撮影して遊んだらしい。
後日、写真を現像した姉は真っ青になって俺に話しかけてきた。
「私を撮った写真に変なもんが写っとんよ~」とかいいながら写真を見せてもらった。
確かに姉の後ろにある窓にハゲた男の顔と、俯いている女?のシルエットがクッキリと写っている。
話を聞くと、文化祭でも自分の写真に変なものが写ったらしい。
姉は気味悪がって、2枚の写真を寺に持っていってお払いしてもらった。

姉も昔から兄が見た女のことを非常に気味悪がっていたので、寺にそのことを言ったらしい。
そのとき姉が住職さんから聞いた話によると、、、
「もしかして君の家には納屋があるんじゃないんかね?納屋っていうのは普通物置として使われているんじゃけど、昔は家に知的障害者とかが生まれると納屋に閉じ込めて近所の人から隠すんよ。もしものことがあるけぇ供え物とお経を唱えたほうがいいかもしれん。」と聞いたらしい。

祖母に納屋のことを聞いてみたが、ここに住み始める時から納屋はあり、かなりボロボロだったので何度も祖父が木材を持ってきて補強したらしい。
父は風習を聞いたことがなく、納屋を調べに行ったがそれらしい場所は無かった。
しかし、あるスペースだけ不自然に土壁で塗り固められ、その場所に行くための床が打ち砕かれて入れないようになっていたらしい。

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Comment

  1. 毒衣紋 より:

    これはなかなか…

  2. 匿名 より:

    怖い〜

  3. 匿名 より:

    怖い思いしたのに怒られる兄弟がかわいそうだな

  4. ゴリラーマン より:

    広島のどこ
    おら三次

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