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小屋の二階

公開日: : 意味が分かると怖い |67 view

洒落にならない話なんだけど、怖いかな?
あんま自信ないけど、俺、このことで警察にも呼ばれたから、
まぁ洒落になってねーなってことで。

昔、まだ学生だった頃、サークルの仲間と旅行に行った。
メンバーのほとんどが貧乏学生だったんで、
友達に聞いた、安い民宿で泊まることにした。
民宿のすぐ隣に、古そうな小屋みたいな家みたいな建物が建っていた。
ボロいんだけど、妙にでかい。
その建物を見て、メンバーの中の霊感強めの女の子が震えだした。
「2階がヤバイ。」「こっちを見てる。」みたいなことを言って、
「こんなところには泊まれない。」って、帰ってしまった。

夜、メシ喰って花火もして、何だか退屈になってきたんで、
隣のでかい建物に行ってみよーぜってハナシになった。
女の子のうちで2人は反対したんで、男5人、女2人。
いざ来てみると、けっこう雰囲気が怖い。
一階にでかい戸があって、開けてみると、
納屋っていうか、農機具とかが置いてある土間だった。
天井で、ゴトゴトと何かが動くような物音がしたと思うと、
外にいた奴らが「電気ついた、電気ついたよー。」と言いだした。
いったん外へ出てみると、上の方の窓から明かりが漏れている。
「やばいって。」「怒られるんじゃねー。」みたいなこと言ってると、
窓が開いて、にゅっ と首が出てきた。明かりが逆光になって顔が黒い。
俺はかなりびびっていた。すると、その首の持ち主が手招きした。
「おーう、そんなとこにいないで、上がってこいよ。」
意外に若そうな声だった。ちょっと安心した。
酒もあるし、という誘いにのって、じゃあ上がろうかってことになった。

一階の壁際に上にのぼる階段があった。初めは明かりが無くて暗かったけど、
途中の踊り場からは、上から照らされてほんのり明るくなっていた。
開けっ放しの扉から中にはいると、
30くらいの男が、テーブルの向こう側に座っていた。
テーブルの上には、料理とビールが置いてあった。
部屋の中は、インドっぽいというか、木彫りの置物や楽器が置かれていて、
極彩色の神様や映画のポスターなんかが貼られていた。
ムチャクチャ広い部屋なんだけど、そのわりに照明が小さくて、
隅の方にはほとんど光が届いていない。
「まービールでも飲んでくれ。」そう言って、ビールと料理を勧められ、
俺たちは、その男と酒を飲んだ。

男がインドへ旅行した話や、最近の音楽の話なんかをした。
CDがかなりのボリュームで鳴っていたので、気になった女の子が聞くと、
「大丈夫だ」と男は言って、更に音量を上げた。
ふと時計を見ると、もう遅かったので帰ることにした。
男は、倉庫の入り口まで見送ってくれた。

次の日の朝、朝飯を食っている最中に、民宿のおばちゃんが、
「昨晩あの建物に行ったのか?」と聞いてきた。
「行った。」と答えると、おばちゃんは
「何もなかったか?」と、しつこく聞いてきた。

帰りの車の中で、残っていた女の子に
「昨日はうるさかったんじゃねーの?」と聞くと、
「それほどでもかったけど・・」と言ってから、こんなことを言った。
「あの時、音楽が聞こえてきたんで、何やってるんだろう、って思って、
 窓からあの建物をみていたら、明るい窓の下に小さく明かりが灯って。
 で、また消えたと思ったら、一階の戸が開く音がしたんだ。」
すると、昨日行ったメンバーのうちでMって奴が、それを聞いて
「マジかよ・・」とつぶやき、話し出した。
「あの倉庫から階段上がった時に、踊り場あっただろう。
 あそこの壁に、わかんにくかったんだけど扉があったんだよ。
 その時は、なんだろうって思ったけど、別に気にしてなかった。
 で、帰る時にその扉がほんの少し開いてたんだ。
 俺、見間違えたのかな?って思ってたんだけど・・・」
「え?・・ってことは、俺らが飲んでたのって3階なの?」
俺は、ちょっとあせって聞いた。
「じゃあさ、1階に入った時、上で物音してたじゃん。あれって・・・」

思い出してみれば、おかしいところはいくつもあった。
俺らが1階の倉庫みたいなところに入るまで、3階?の窓は真っ暗だった。
あの階は一つの大きな部屋しかなかったはず。
じゃあ、あの男は、俺たちが来るまで、暗闇の中で何をしていたのか?
そして、あの料理。一人で食べるには多すぎる量、だけど温かかった。
誰かが来るのを待っていたのか?明かりを消して?俺たち以外の誰を?

そんなことを車の中で話すうちに、なんだか気味が悪くなってきた。
「イヤな感じだな。」「後味悪~い。」なんて言いながら帰った。

帰ってみると、先に帰ったはずの女の子が失踪していた。
一緒のアパートに住んでる人に聞くと、あの晩、部屋には戻ったらしい。
が、いつの間にかいなくなっていた。
部屋は荒らされたり、片づけをした様子もなくて、
ただ、フツーに買い物に出たような感じだった。

彼女は、まだ見つかっていないそうだ。

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Comment

  1. ぴい より:

    食ったな

  2. 高橋克也 より:

    アレフに出家したのかな

  3. 匿名 より:

    どうゆうこと?

  4. 匿名 より:

    小屋の男達に目をつけられた女の子は買い物帰りに連れ去られる→二階で助けを求めるが音楽で聞こえず→酒盛りの最中に外に連れ出され殺されたとか?

  5. 匿名 より:

    民宿のおばちゃんからの証言が全く無いのはどうして?
    「警察にも呼ばれた」なら、納屋についての噂を問わないのと、警察が教えてくれないのは何故?
    インド大好きのオウムでのサティアン隠し小部屋って有名だけど、逃走信者の隠れ場所では?その人数分を客が食べてしまった。
    失踪したのは「霊感強めの女の子」だよね?助けようとしたのなら、携帯連絡からでは?

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